ゴールデンドロップとは?
ヤングリヴィングの創始者ゲイリーヤング氏が聖書の中に記載されている植物を12種類選び、それをエッセンシャルオイルキットとして発売されています(現在は10種類)。それらのオイルを原液のまま、脊柱に雨だれのように垂らしてゆき広げながら体内に浸透させるレインドロップテクニックです。
このゴールデンドロップで使用する12の精油は、911テロの際にレスキュー隊員や医療関係者が心に負った深い傷を解放するのに、どの精油よりも多大な効果を発揮したというエピソードが残っております。
レインドロップとゴールデンドロップの違いは、手技としてはほとんど同じです。使用精油はレインドロップは抗菌・抗炎症がある、主に肉体に働きかける精油が中心なのに対し、ゴールデンドロップは精神や魂にまで働きかけ、深いレベルでの解放や浄化を促すと言われています。レインドロップはハーブやスパイスの香り、ゴールデンドロップはウッディな香りが残りますので、レインドロップの香りが苦手な方にもオススメです。セラピスト、ライトワーカーの方や神秘的な香りがお好きな方に。
レインドロップを数回行ってからゴールデンドロップを受けていただくのを勧めております。
One's Healing Artsでは
ゴールデンドロップはずっと避けていました。オイルのラインナップを見ると強すぎるのでは?と思っていたためです。先日、こちらを受ける機会がありました。百聞は一見に如かず!受けてみて大丈夫!と思い、リクエストもありメニューに追加することになりました。聖書の12種類のオイルはどれもパワフルですので、実感していただければと思います。
ゴールデンドロップを受けるにあたり注意点
妊娠中・高血圧・てんかんの方には受けていお受け頂くことができません。肌刺激が強いため、肌のトラブルがある方はご遠慮お願いいたします。リラクセーション目的で治療行為ではありません。通院されている方はお医者さまと相談のうえお越しくださいませ。
ゴールデンドロップで使用する精油
聖書の12種類の精油は以下の通りです。One's Healing Artsではこれらの中からお客様の体調に合わせて精油を選んで行います。(カシアは皮膚刺激が強いため、使用経験のある方でリクエストがない限り使用は致しません。)
サンダルウッド:肌の活性化、ヨガ、瞑想のためのアーユルヴェーダ医学で何世紀にもわたって使用されてきました。深い眠りを高め、否定的に組み込まれた細胞のプログラムを排除できる場合がある。セスキテルペンが松果体と脳の辺縁系領域、感情の中心を刺激する。松果体はメラトニン、強力な免疫刺激剤と抗腫瘍剤を放出する役割を果
たします。気持ちを落ち着かせ鎮めます。
シダーウッド:エジプト人は死者を防腐保蔵処置のために使用し、チベットでは伝統医学や線香に使用していました。感情の中心の大脳辺縁域を刺激し、メラトニンを放出する松果体を刺激する。注意欠陥障害にも良いと言われており、鎮静、浄化に役立ちます。
サイプレス:浄化を意味します。西洋では墓地にも埋められている木です。循環を改善するので、体液の停滞、むくみなどに効果的です。気持ちの部分では喪失感を軽減し、安心感と安定感を引き出します。また、感情的なトラウマを癒し落ち着かせます。怒りをなだめ、人生の流れを向上させるとも言われています。
フランキンセンス:中東では「聖なる注ぎ油」とされ、何千年もの間宗教儀式で使用されて来ました。キリストの時代には注ぎ油・癒しの力としてよく知られ、キリストの出生時に贈られたギフトの一つでもあります。精神的な意識を高め、瞑想を促進し、気分高揚させ、行動を向上させてくれます。
ガルバナム:エジプトのパピルスや旧約聖書(出エジプト)に記載されています。古代から薬効と精神的成分があるため高く評価されていたようです。調和とバランス、精神的な意識と瞑想を増幅すると言われています。フランキンセンスやサンダルウッドと組み合わせると、周波数が飛躍的に上昇します。
ミルラ:没薬ともよばれ、古代から使用されている精油です。古くはミイラ作りのために使われたように防腐作用が強く、現在ではアンチエイジングに効果的な精油です。ミイラから連想されるためか、博物館のような静謐な空間づくりにも適していそうな香りです。
マートル:子供にも使用できる優しい精油です。咳や肺のトラブルに働きかけます。気分が高揚し、幸福感にあふれる香りです。詰まりをクリアにする働きがあるので、精神的にも煮詰まった時にも効果的な精油です。
オナイカ:安息香やベンゾインとも呼びます。儀式で広く使われていました。バニラのような甘い香りで、鎮静・安心感・リラックス感をもたらします。
シスタス:ロックローズとも呼ばれています。過去に埋もれていたものを刺激し呼び覚まします。魂を暖め、瞑想や精神統一を助け、変性意識の状態に誘います。神経を落ち着かせ、気分を高揚させてくれます。
スパイクナード:聖書ではナルドの香油として登場します。インドでは薬草として高く評価されています。古代最も貴重なオイルの一つで、司祭、王など高い位の人々によってのみ使用されていました。新約聖書ではベタニヤのメアリーが最後の晩餐の前にイエスの足に塗ったとされるオイルです。リラックスさせ、癒し効果が期待できます。肌に栄養を与え再生させると言われています。
カシア:シナモンの一種。聖書にも沢山出てきており、古代エジプトのエーベルスパビルス(紀元前16世紀)では877の処方が記載されていました。かなり強い皮膚刺激があります。動脈硬化や糖尿病にも効果が期待できます。アンチエイジング効果も期待できます。(注意:皮膚刺激が強いため、使用経験のある方でリクエストがない限り使用は致しません。)